お知らせ

第31回 教育財政シンポジウム

第31回 教育財政シンポジウム (会場が変わっています。ご注意ください)

“就学”の保障から真の教育費無償へ!

~いのち・暮らし・子どもを大切にする社会を ~

教育財政シンポでは、日本の教育費の公的支出の少なさは保護者の私費負担という異常な重さになっ
てあらわれていることを明らかにしてきました。経済協力開発機構(OECD)加盟国調査(2014年
分)で、学校など教育機関への公的支出の国内総生産(GDP)に占める割合が34ヶ国中最下位(OE
CD平均4.4%に対し日本は3.2%)となったとの報道からも、日本の子どもたちが、世界的に劣悪な
教育条件に置かれていることがわかります。教育予算の抜本的な増額が必要なことは誰の目から見ても
明らかです。にもかかわらず、防衛費は過去最大の5兆2551億円に達した一方、文教予算は4兆4
265億円(2018年度予算概算要求)となっており、子どもの教育費より軍備を優先する国の姿がみ
えてきます。では、社会問題化している日本の貧困の現状はどうでしょうか。
厚労省調査では15.6%(相対的貧困率)、13.9%(子どもの貧困率)、50.8%(一人親家庭の
貧困率)で、前回調査より数値は下がっているものの抜本改善にはほど遠い状態のままです。世論の高
まりや地道な運動により、不十分ながらも給付型奨学金制度導入や学習支援などに公的財源を当てる動
きも見えてきました。私たちの周囲では子どもたちの困難な現実を1mmでも前に進めたいと、「子ども
食堂」「無料塾」などの自主的自発的な運動とともに「給食費無償」「教材費無償」を求める取り組みも
広がりをみせています。今年のシンポも、子ども、若者の明るい未来にむけ、交流し連帯する方向を見
つめる場にしていきましょう。

 【パネラーの方々】
○「奨学給付金」を高校版就学補助に
~教育費無償化をめざして~ (仮)
県立高校事務職員   近藤 満 さん
安倍政権により、公立高校授業料無償化が廃止され、所得制限が導入されたのは2014年度。
その時、返還不要の「奨学の為の給付金」も始まった。当時から関わってきた近藤さんにこの制度の現状と
課題を語っていただき、
無償化への道をさぐります。

○“子どもの貧困”問題、
編集者から見えたこと (仮)
通販生活読み物編集室編集者 
平野裕二さん
 昨年の「通販生活」冬号は「ランドセルが買えない。制服が買えない。…」と題した緊急特集を組んだ。
その編集に携わった平野さんから、特集のねらい、編集過程で感じたこと、発行後の反響などを紹介していただき、
編集者の目から見えた子どもの貧困を語っていただきます。

○おいしい給食と子どもの健康
~誰もが楽しく給食を~ (仮)
公立学校栄養教諭   吉田孝子さん
 給食費無償の自治体が広がっています。体と心の成長に気づかいながら、
おいしい給食、楽しい給食づくりに取り組む現場から、学校給食と子どもたちの今を語っていただきます。

11月18日(土)午後1時半~5時
【会場】日本基督教団 王子教会 礼拝堂
東京都北区王子本町1-19-2 ℡03-3900-4952
※ JR線「王子駅」北口より 徒歩約10分
※ 資料代 500円(学生200円)

【連絡先】教育財政シンポジウム実行委員会 事務局 
〒194-0045 町田市南成瀬4-13-10 植松直人方
TEL 090(9675)1067(植松携帯)